基礎試験で傾向を把握する
基礎データの取得が終わったら、徐々に負荷をかけていきます。
はじめは最小の負荷から徐々に負荷をあげていき、スループットが上昇することを確認していきます。
実施方法
次のシナリオを流していきます。
試験名 | スループット | ランプアップ | ループ回数 | 確認個所 |
---|---|---|---|---|
試験1 | 1 | 1 | 100 | スループット 応答速度の変化 |
試験2 | 2 | 1 | 100 | 平均応答速度の劣化状況 スループットが試験1の2倍になったか |
試験3 | 4 | 1 | 100 | 平均応答速度の劣化状況 スループットが試験1の4倍になったか |
性能評価の方法で示したように、システムの限界に達していなければ、スループットおよび平均応答速度は次のように変化していきます。
ここまでの負荷で、システムの限界性能に対してどれくらいの負荷を与えているかを確認してください。
確認が終わったら負荷をあげていくことになります。その結果を今回のグラフの中にプロットすることで、限界に対して負荷がどのような影響を与えているかを確認することが可能になります。
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