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負荷テストツールの代表選手、JMeter。シナリオの作り方から実行方法までまとめて解説!

負荷テスト実行方法

おさえておきたい用語

JMeterでテストを実施するうえで、おさえておきたい用語について解説します。

テスト計画

JMeterでテストを実行するときの最上位の概念です。

複数のスレッドグループを束ねることができます。束ねたスレッドグループごとに、負荷の重み付けを変えて同時実行することも可能です。

スレッドグループ

負荷テスト実行シナリオの最小単位です。テスト計画の下に作成します。

定義したスレッドグループに対して、スレッド数、Ramp-UP期間、ループ回数を指定して負荷テストを実行します。

テスト計画

テスト計画

リクエスト

スレッドグループに定義する、リクエストです。

トップページ、商品詳細など画面遷移に従ってリクエストURLを定義していきます。

スレッド数

スレッド数とは、負荷をかけるためにJMeterが生成するクライアント数です。同時接続数といってもいいでしょう。

スレッド数100の場合は、同時に100のクライアントからアクセスしてくる状況を作り出すことができます。

Ramp-Up期間(秒)

Ramp-Up期間(以下、ランプアップ期間)とは、各スレッドの最初のテスト実行までにかかる時間です。

スレッド数100、ランプアップ期間0秒に設定すると、100スレッドが同時にテスト開始することになります。
ランプアップ期間を100秒に設定すると、100秒の間に100スレッドが順次開始されることになります。つまり、1秒間隔(100スレッド/100秒)で各スレッドが実行されます。

図を入れる。

100スレッドが同時にアクセスしてくるケースというのは非現実的なので、適切なランプアップ期間を指定する必要があります。

ループ回数

ループ回数とは、各スレッドが実行するシナリオの繰り返し回数です。

スレッド数100、ループ回数が10の場合は、1000回のシナリオが繰り返し実行されることになります。

スレッドグループ

スレッドグループ

タイマ

タイマはリクエスト送信の間に間隔を挟む機能です。

タイマを設定しない場合、スレッドグループに指定したリクエストは間髪いれずに連続実行されます。ユーザの利用シチュエーションを考えると、連続実行することはありえません。実際のユーザの動きを想定して適切なタイマ設定を行う必要があります。

タイマー

タイマー

平均応答速度

リクエストが返ってくる平均の応答速度です。負荷テスト実行の結果として取得することができます。

スループット(Throughput)

秒間あたりのアクセス数です。負荷テスト実行の結果として取得することができます。

テスト実行時に指定したスレッド数、ランプアップ期間、ループ回数の条件下でのスループットになるため、システムの限界になるスループットを確認するためには、実行時に指定するパラメータを変更させながら確認していく必要があります。

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