ベーシック認証を設定する「HTTP 認証マネージャ」

   2016/10/15

負荷テストをするための環境は、本番環境とは別に作成することが多くあります。

負荷テスト環境はクローラーや無関係の人にアクセスされては困るので、IPアドレスでのアクセス制限や、ベーシック認証をかけるのが一般的です。ベーシック認証をかけた場合、JMeterからアクセスした場合も認証が必要になります。

この記事では、ベーシック認証がかかったシステムの負荷テストをする場合に必要な、ベーシック認証の設定方法についてまとめています。

設定方法

「追加 > 設定エレメント > HTTP認証マネージャ」を追加します。

HTTP認証マネージャ

HTTP認証マネージャ

HTTP認証マネージャに認証設定を追加していきます。

ベーシック認証

ベーシック認証

項目 概要
基底URL ベースとなるURLを記載します
ユーザ名 ベーシック認証のユーザ名を記載します
パスワード パスワードを記載します

設定の確認

ベーシック認証エラーの場合は、「Response code: 401」でエラーが返ってきます。正常にベーシック認証を突破できている場合は、「Response code: 200」となり正常に遷移が可能です。

ベーシック認証エラー

ベーシック認証エラー

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